相性の良い食べ合わせで栄養を効率よく摂取(その1)

この記事は約3分で読めます。

食材には、いろんな栄養が含まれています。

バランスよく栄養を取り入れるのはもちろん大切ですが、食材の組み合わせ次第で、互いに不足する栄養を補ったり、栄養の吸収率や効果を高めたり、消化の促進につながります。

相性の良い組み合わせを覚えておくと、いつもと同じ食材でも、ちょっとした工夫で、栄養のバランスをとることができます。

ほうれん草&ゴマ(シュウ酸&カルシウム)

ほうれん草には、シュウ酸が含まれており、食べ過ぎると結石の原因にもなります。

しかし、シュウ酸はカルシウムと結びつくことで吸収されずに排出されます。

シュウ酸はキャベツや小松菜やさつまいもなどの野菜、たけのこ、アーモンド、バナナ、コーヒー、紅茶、緑茶、チョコレートにも含まれています。

アクの強い野菜などはしっかり茹でることでシュウ酸を減らしたり、しっかりカルシウムを摂取することでシュウ酸の吸収を減らすことが大切です。

ほうれん草とゴマを組み合わせると、ほうれん草のシュウ酸によってゴマに含まれているカルシウムの吸収は妨げられますが、その働きでシュウ酸が排出され結石の予防につながります。

牛乳&米ぬか(乳製品&ビタミンE)

米ぬかには、抗酸化作用や血行をよくする働きのあるビタミンEが豊富に含まれています。

乳製品に含まれている乳脂質が、脂溶性ビタミンであるビタミンEの吸収を助けてくれるのです。

ホットミルクに米ぬかを混ぜて飲むことで、体も温まり、栄養も摂れて、リラックスできます。

豆腐&わかめ(サポニン&ヨウ素)

豆腐に含まれているサポニンには、体内のヨウ素を排出してしまう働きがあります。

そこで、ヨウ素が含まれているわかめを一緒にとることでそれを補うことができるのです。

このヨウ素を特に多く含んでいるのは、昆布とひじきです。

ヨウ素は、甲状腺ホルモンの原料でもある大切なミネラルです。

しかし、毎日たくさんの昆布を食べ過ぎるなどのヨウ素の過剰摂取は、甲状腺機能の低下につながる可能性もあるので、栄養は適度なバランスが大切です。

肉料理&パイナップル(タンパク質&タンパク質分解酵素)

パイナップルやキウイフルーツ、マイタケに含まれているタンパク質分解酵素が、肉のタンパク質を分解するのを助けてくれます。

調理に使う場合は、これらをすりおろしたり、刻んだりして一緒に肉を漬け込むことで、肉が軟らかくなります。

ただし、この酵素は60度以上で壊れてしまうので、缶詰やジャムなどは、タンパク質を分解する効果はありませんので、生で利用したり、生で食べるのがポイントです。

また、タンパク質分解酵素によってタンパク質の消化が助けられることで、胃や腸の負担も軽減されます。

動物性たんぱく質を過剰摂取すると、消化しきれなかったたんぱく質が腸に残ってしまい、窒素残留物が発生して腸内腐敗につながり肌荒れや便秘の原因となってしまう可能性があります。

他にも、イチジクやパパイア、梨、生姜、タマネギにもタンパク質分解酵素が含まれています。

牡蠣&レモン(亜鉛&ビタミンC)

亜鉛には、細胞分裂や新陳代謝の促進、免疫細胞を活性化、酵素の活性化などの働きがあります。

また、抗酸化酵素の材料としても重要なミネラルです。

亜鉛は吸収率が低いですが、ビタミンCやクエン酸を組み合わせることで効率よく摂取できます。

亜鉛は、牡蠣、牛肉、蕎麦、卵、かぼちゃの種、カシューナッツ、アーモンド、松の実、くるみ、ピュアココアなどに含まれています。

ちなみに、米ぬかや豆類、ごまに含まれているフィチン酸は、亜鉛の吸収を妨げる働きがあるので亜鉛を効率よく摂取したいときは注意が必要です。

タイトルとURLをコピーしました