塩を選ぶときは『製造方法』『栄養成分』を確認

スーパーにはたくさんの塩が並んでいますが、選ぶ塩によって、栄養成分や味が違います。

そこで、パッケージに表示されている原材料名工程などの製造方法を確認しても、見慣れない言葉が並んでいてよく分からない場合があります。

まず、塩の製造に関する言葉の意味を知る必要がありそうです。

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塩の原料

塩の原料には様々なものがあります。

  • 海水・・・海水の水分を取り除いて塩を取り出します。
  • 天日塩・・・西ヨーロッパやメキシコ、オーストラリアなどで海水を塩田に引き込んで日光や風で海水を濃縮して結晶化させた塩。
  • 岩塩・・・かつて海であった場所が地殻変動によって地中に閉じ込められて塩分が結晶化した塩。
  • 湖塩・・・塩水の湖から採取する塩。
  • 海藻・・・藻塩を作る際の原料。
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海水を濃縮していくと?

海水を濃縮していくと、まず最初にカルシウム分が固体になります。

さらに濃縮していくと、次にナトリウム分が固体となります。

そして、さらに濃縮していくと、カリウム分マグネシウム分が固体となっていきます。

これらの固体が塩です。

マグネシウム分は苦みが強いため、マグネシウム分が多く塩に含まれる前に引き上げます。

残った母液には、苦みの強いマグネシウム分が多く含まれおり、これがニガリです。

塩ができるまでの工程

塩の原料から塩ができるまでに行われる工程にはどんなものがあるのでしょうか?

  • 採掘・・・湖塩や岩塩を掘り出します
  • 浸漬・・・藻塩を作るときに海藻を海水などに浸してうまみ成分を溶出します
  • イオン膜・・・イオン膜を利用して海水に含まれる塩分を濃縮します
  • 逆浸透膜・・・逆浸透膜を利用して海水に含まれる塩分を濃縮します
  • 溶解・・・外国産の天日塩や岩塩などを溶かします
  • 天日・・・日光や風など自然エネルギーを利用して水分を蒸発させます
  • 平釜・・・密閉がされていない釜で煮詰めます
  • 立釜・・・密閉された釜で加熱します
  • 噴霧乾燥・・・海水を霧状にして噴射し水分を蒸発させます
  • 加熱ドラム・・・海水を加熱したドラムで蒸発させます
  • 乾燥・・・結晶化した塩の水分を蒸発させて取り除きます
  • 粉砕・・・塩の塊を小さくするために粉砕します
  • 焼成・・・結晶化した塩を加熱することでサラサラにします
  • 混合・・・にがりやうまみ調味料などの添加物を加えたり、他の塩を混ぜたりします
  • 洗浄・・・塩の成分のうち、カリウム分とマグネシウム分は溶けやすい性質を利用して、ナトリウム分の飽和水溶液で洗浄してカリウム分とマグネシウム分のみを溶かすことで、ナトリウム分を取り出します。または、天日塩や岩塩に含まれる砂などを取り除くために塩の表面を洗います。
  • 造粒・・・結晶化した塩を粒状に大きくします

血液の成分は海水の成分とほぼ同じ

生きていく上で、塩のミネラルは必要不可欠です。

しかし、市場に出回っている精製塩には、安価に大量生産するためミネラルがほとんど含まれていないものもあります。

カルシウム、カリウム、マグネシウムをはじめとしたミネラルを豊富に含んでいる自然塩を選んでいきましょう。

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