最近知った言葉の中に「ヒュッゲ(Hygge)」があります。
ヒュッゲ(Hygge)とは、北欧デンマークの言葉で、
- 居心地がよくて、くつろげる空間
- ゆったりとした楽しい時間
のような意味があるそうです。
つまり、
- くつろいでいる
- 落ち着いている
- なごんでいる
ようなイメージ。
これらは、日常のささいな出来事に対して感じる「しあわせ感」です。
スローな時間を楽しみ、そのための環境をつくっていく。
デンマークの人々の「心の持ち方」や「生き方」であり、 “ 大切な価値観 ” であるともいえます。
ヒュッゲな時間を過ごし、ヒュッゲに暮らしていくには、自分の「感覚」に意識を向けて、身体的にも精神的にも「心地いい」を敏感に感じ取っていきます。
ヒュッゲは、自分で、意識的に、つくっていくことができます。
- まずは、自分の「心地いいこと」や「満足を感じること」は何かを “ 知る ”
- 自分が居心地のいい「空間」や「場所」を “ つくる ”
- そして、しあわせを感じる楽しい「時間」を “ 大切にする ”
日常の幸せや、喜びを、積極的かつ繊細に “ 感じにいく ” というニュアンスが、日本人にとっての “ 侘び寂び ” に相通ずるように思いました。
現代人が追われている「生産性」や「効率性」の追求とは、まさに “ 真逆 ” 。
「余裕」や「余白」を大切にするイメージです。
モノをたくさん所有する豊かさではなく、ココロの豊かさ。
欲を満たす豊かさではなく、人とのふれあいやリラックスした時間で満たされる豊かさ。
新しい「言葉」は、新しい「感覚」を知ることができます。
それによって、新しい「認識」が増えるので、自分の中の「枠」が広がります。
「枠」が広がるにつれて、自分の中の世界もどんどん広がっていきます。
日々、いろんな「新しい言葉」や「素敵な言葉」を取り入れて、日常を彩っていきたいなと感じています。