“ おしっこには正しい拭き方がある ” ということを初めて知りました。
それまでは、小さいころになんとなく教えられた方法で拭きとっていました。
おしっこの拭き方なんて、友達との話題に上がるはずもなく、もちろん誰かから指摘されることもないので、自分の方法が間違っているなんて夢にも思いませんでした。
驚いたのは、尿を拭きとる際には、紙でこすったり動かしてはいけないということ。
水分を含んだ紙はちぎれやすく、肌に付着して残ってしまう可能性が高くなるからです。
また、尿の拭き残しがあると、炎症も起きやすくなり、かゆみやニオイの原因にもつながります。
それらを防ぐためにも、正しくおしっこの拭き取る必要があります。
まず、排尿後に適量のトイレットペーパーを手に取ったら、丁寧に何枚かに折りたたみます。
そして、数秒間、じっと当てるだけ。
そのまま決して動かさずに、しばらく優しく押し当てて、尿を吸い取るイメージです。
こうすることで、紙がちぎれて肌に残ってしまうのを防げます。
また、洋式トイレの場合には、正しい座り方があるということも同時に知りました。
足を閉じて用を足すのではなく、足を開いて、前傾姿勢が望ましいのだそうです。
前傾姿勢になることで、自然な圧が膀胱へかかって、排尿がスムーズになるんだとか。
上品に足を閉じて用を足したいところですが、それだと、尿が肌に触れる面が増えるので、たしかに不衛生です。
デリケートゾーンを清潔に保って快適に過ごすためには、
- 排尿時は、足を広げる
- 拭くのではなく、紙を下から優しく押し当て、しばらくじっと動かさない
まさか、おしっこの拭きとり方、洋式トイレでの座り方が間違っていたなんて、目から鱗でした。