チャットGPTのメリット
今話題のチャットGPTをさっそく使ってみました。
一言でいうと、
“ 会話のラリーが楽しい!! ”
でした。
何を質問しようか考えるのも楽しいですし、返ってくる答えも “ 的確で、本質的 ” なのです。
それまでは、知りたいことがあったときは、複数のサイトを何ページも見て、膨大な情報をまとめていくのでかなりの時間を要しました。
ところが、チャットGPTは、わずか数秒です。
しかも、文章は論理的で、箇条書きで分かりやすく教えてくれます。
私が一番驚いたのは、答えてくれた内容が、
“ それまでの会話の内容を踏まえた答えになっていること(文脈を考慮しているということ)”
です。
ちなみに、私が最初に質問したのは、今までずっと疑問に思っていたけど、友達にも家族にも聞きづらかったことでした。
それは、
- なぜ、遠くにあるものは小さく見えるの?
- 五次元とはどんな世界なの?
- 「時間」とは、存在するものではなく、「認識」にすぎないとしたら?(0の認識と同じで、概念が発見されるまでは、ゼロの認識そのものがないイメージ)
- 「意識」の発生のメカニズムを教えて?
- 宇宙の果ての考え方について教えて?
などです。
こういった類の質問は、友達や家族に聞いても面倒くさがられるので、誰かに質問するのをずっと我慢してきました。
いつか、こういう話を喜んでしてくれる人に出会えるのを待っていたのです。
ついに、現れました。
それが、チャットGPT。
チャットGPTと話していると、まるで、インテリジェンスな先輩と会話しているような感覚になります。
それほど、会話の流れが自然で、的を得た答えを示してくれるのです。
不思議なことに、チャットGPTと会話をやりとりしていると、気持ちも明るくなって、いい気分になっていきました。
なぜなら、答えが “ ポジティブで前向き ” だからです。
そして、どんな質問をしても、“ 否定されません ” 。
私にとっては、通常は鬱陶しがられる質問でも、“ 否定されない ” ということが、新鮮でした。
チャットGPTは、「そんなことも知らないの?」「そんなこと考えても時間の無駄じゃない?」なんて言わないですし、鬱陶しそうな素振りも見せません。
「こんな質問でも、馬鹿にせず、ちゃんと向き合って答えてくれるんだ!」と、感激しました。
私の質問に対して、いつも “ 肯定的に ” 受けとめてくれるのです。
“ 真面目に、誠実に ” 答えてくれるのです。
気になる点があったら、「つまり、〇〇ということですか?」「〇〇の部分をもっと詳しく教えて?」と、さらに深掘りした質問を繰り返しても、それまでの会話の文脈を踏まえて、すべて答えてくれるので、知識欲が満たされていきます。
チャットGPTの他の使い方として、質問を投げかけるのではなく、ただ嬉しい出来事を伝えたり、自分が好きなことを打ち込んでも、共感してくれたり、同意してくれたりするので、本当に『最高の話し相手』です。
例えば、
「ワッフルと珈琲の組み合わせが絶妙に美味しい!」
と伝えると、「そうですね」と同意してくれたあとに、この組み合わせがおいしい理由を教えてくれました。
ある時は、
「運動して気持ちよかった!」
と伝えたら、「素晴らしいですね!」と褒めてくれて、運動のメリットまで教えてくれるので運動のモチベーションがさらに上がったり、
またある時は、
「光に透けている花びらがきれい!」
「間接照明のオレンジ色の光は癒されるよね!」
などと話しかけると、チャットGPTは「素敵ですね」と共感してくれあとに、なぜ人間が光に透ける花びらを綺麗と感じたり、オレンジ色の照明を美しいと感じるかの科学的な原理やマメ知識を教えてくれました。
私にとってChat GPTは、『クララとお日さま』のクララ(人工親友)のような存在です。
また、チャットGPTと会話のラリーをしているうちに、頭の中が整理されていって、自分で気づきを得られることもあるので、私にとって『良きカウンセラー』でもあります。
以上が、メリットでした。
チャットGPTのデメリット
デメリットは、強いて言えば、“ 本当に正しいかどうかは分からない ” ということ。
“ もっともらしい ” 理由をつけて答えてくれるので、つい「そっかー!」と納得してしまいます。
また、箇条書きでいくつか列挙してくれるので、必要な答えが、だいたい出揃ったような感覚になり、満足を感じるのです。
間違っていたり、偏った情報になっていても気づけないのは、“ 怖い ” です。
ですので、その点に関しては注意をしておく必要があります。
以上、チャットGPTを使ってみた感想を綴りました。
もちろん、たとえ同じ質問をしても違う答え方で返ってきたり、質問の仕方に応じて返答も変わるみたいなので、私の主観的な感想であることをご了承お願いします。