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人間の最大の欠点!恵まれていることを、すぐに忘れてしまうこと

どんなに、お金持ちになっても

どんなに、生活が便利になっても

心が満たされないとしたら、

それは、人はつい「横」とばかり比較してしまうからかもしれません。

では、「縦」と比較すると、どう見えるのか?

もし、電気も車も発明されていないような、日本史にでてくる時代の人々が、現代の私たちの生活を体験したとしたら?

きっと、「なんて裕福な暮らしぶりなんだろう!洗濯機だけでも持ち帰りたい・・・」と驚くはず。

天下の徳川家康よりも、遥かに便利な暮らしをしているのもたしかです。

同じ「現状」でも、横から見るのか、縦から見るのか、あるいはまったく別の基準で見るのかによって、現状への「感じ方」はまったく異なってきます。

人間の凄い能力の一つは、こんなにもたくさんの視点から物事を見ることができること。

それなのに、「横」の視点ばかりを使ってしまい、恵まれていることに気づけないのは、非常にもったいないことです。

やっかいなのは、一つの視点から物事を見てしまっていることに、気づけないとき。

つまり、視野が狭くなっていることに、気づかないときです。

そこで私は、視野を広げるための「あるルーティン」を取り入れました。

それは、起きた時と、寝る前に、“ 感謝を思い出す時間 ” を設けたことです。

それくらい、意識的に思い出さないと、思い出せないのが「恵まれているという実感」です。

気を抜くと、すぐに恵まれていることを忘れてしまって、不平不満が湧いてきてしまいます

横との比較には、キリがありません。

人生の目的は、
「いい気分を味わうこと」
「心地よい体感を味わうこと」
「喜びをしっかり感じること」

つまり、「楽しむこと!」です。

恵まれていることを思い出すだけで、「なんて幸せなんだろう」と、現状に満足します。

感謝を思い出すだけで、ほっこりして、しあわせな気分になれます。

ところが、人間の最大の欠点ともいえる「感謝をすぐに忘れてしまう習性」があるがゆえに、恵まれていることを「思い出す」作業を定期的に行う必要があります。

私にとって、 毎日の “ 感謝を思い出す時間 ” は、なくてはならない習慣となりました。

誰かと比較して落ち込んだ時も、不安になったときも、この「感謝を思い出す時間」が私の心をリセットして、また穏やかな気分に導いてくれるからです。