何も運動しなければ、10年後は、筋肉が硬くなってしまい、肩が上がりにくくなったり、足腰の筋肉が弱くなって、つまづきやすくなるかもしれません。
では、ラジオ体操を、毎日3分「続ける」ことで、いったいどうなるのか?
きっと10年後も同じように、毎日ラジオ体操を、元気に “ できている ” と思います。
つまり、自分の思うように、“ 体が動かせる ” ということです。
この、「10年後も同じように “ ラジオ体操を元気に毎日できている状態 ” にする!」ために、今日から始めます。
私は、朝のラジオ体操の凄さは、2つあると思っています。
- 全身を、バランスよく動かせる「振り付け」
- 交感神経を刺激する少し早めのリズム
ラジオ体操の振り付けは、みなさんご存知のとおり、手を高く上げたり、腰を回転させたり、足を曲げたり、飛び跳ねたりと、全身の筋肉を使います。
そして、アップテンポに、リズミカルに動きます。
朝に、体を目覚まさせるためには、交感神経の刺激が効果的です。
リズムよく、体をぐるんぐるんと回す「ラジオ体操」で、一気に体は目覚めます。
し終わったあとは、体がポカポカしているのが分かります。
全身の血流がよくなったということです。
さらに、腕を高く上げて伸ばしたり、腰を回したりするという動きは、日中にはなかなか動かさない筋肉を使います。
この動きによって、肩と腰の筋肉がほぐせるので、肩こりや腰痛を防いでくれます。
- 朝一で交感神経を刺激し、体が目覚めて、一日を気持ちよくスタートできる
- 体を曲げたり伸ばしたり、全身の筋肉を使うことで、血行が良くなり体の不調を防止できる
しかも、たった3分。
これが「ラジオ体操の凄さ」です。
それを毎日、継続するのと、しないのとでは、10年後には別人のように差がでるのは明白です。
- 10年後も自分の足で元気に歩いて、散歩を楽しめている自分なのか・・・
- 腰痛と肩こりに悩まされ続けて、動くのが億劫になって家に閉じこもっている自分なのか・・・
毎日の習慣にする秘訣は、このイメージをして、
- 「続けることによる10年後の自分へワクワク」する『期待』
- 「何もしないことによる10年後の自分にうんざり」する『恐怖』
という、両者の感情をうまく使っていくことです。
人間は、「感情」で動きます。
というより、感情によって、本能的に動かされています。
とくに、強い感情が、 『期待』と『恐怖』 です。
感情は、うまく使うに越したことはありません。
感情によって、一喜一憂させられたり、飲み込まれてしまうのではなく、コントロールする。
私は、この「朝ラジオ体操」の凄さを知ったその日から、毎日続けています。