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テレビ断ちの凄い効果!テレビを見ない生活のメリット&デメリット

テレビ断ちの理由

テレビっ子だった私は、テレビなし生活なんて想像もできませんでした。

しかし、内心では感じていました。

“ テレビを見ることに毎日何時間も使っている。結局、他のことをする時間がなくなって、後悔している ”

これを見る!と決めて、その番組が終わった後、すぐにテレビを消すなら、なんの問題もありません。

問題なのは、見るつもりはなかったのに、そのまま延々と見てしまうときです。

この番組を見終わったら勉強しようと思ってたのに、次の番組の予告が流れてきて 見たい衝動を刺激されたり・・・

お風呂に入ろうと思ってたのに、いつのまにか始まっていたサスペンスをつい見入ってしまい 気づけば夜11時とかが、ざらでした。

だんだんと、

“ もし、テレビがない生活にしたらどうなるのか? ”

と、考えるようになりました。

ただ、不安なことが2つありました。

「みんなの話についていけなくなるのでは?」

「世間から取り残される感じがする。大丈夫かな」

いったんテレビをやめてみて、どうしても不都合を感じるなら、またテレビ生活を再開して、みんなの話や世間に追いつけばいい・・・

そうやって、テレビ断ちをしました。

テレビのない暮らしは、私にとって未知の体験。

いったいどうなるんだろう?という不安と同時に、新たな冒険のようなワクワクも少し感じていました。

それから、数年が経ちました。

テレビなし生活のメリット

メリットは、こちらです。

  • かなりの時間が浮いた(それもそのはず、一日に何時間も見ていたのですから!)
  • 食事中の会話が増えた(日中の出来事や感じたことなどが話題になった。それまでは、無言でテレビに集中しているか、流れている番組の話題ばかりでした)
  • 余計な消費欲を駆り立てられずにすんで、大きく出費が減った(グルメ番組、テレビショッピング、新商品CMを見なくなった効果だと思っています)
  • 朝のニュース番組を見なくなって、朝からネガティブな気分にならなくなった(ニュースはネットで夕方に見るようにしています)
  • テレビのタイミングではなく、自分のタイミングで動くようになった(それまでは、CMになるか、キリがいいところまで見ないと次の行動ができませんでした)

浮いた時間で、

  • 読書、瞑想、ヨガ、散歩などのリラックスタイムをつくるようになった(それまでは、家にいる時はテレビをつけて何かしらの番組を見ながらのんびりするのが日課でした)
  • 家事の時間が増えた(家の中が綺麗になっていきました。一番嬉しいメリットです♪)

さらに、テレビからの「受け身のインプット」が減った代わりに、読書の「能動的なインプット」が増えて、想像力を使う頻度が増えました

モノゴトの「背景」を、よく想像するようになり、ありがたさへの実感が強くなりました。

想像力が鍛えられたことで、自分と未来に向き合い、ポジティブな「セルフトーク」が増えました。

また、自分を斜め上から見るような想像もするようになって、「あ。今わたしはイライラしている」と客観視できて、感情のコントロールもしやすくなりました。

テレビなし生活のデメリット

もちろん、テレビなし生活のデメリットもあります。

  • 無音(テレビの音の代わりとして、波の音などの自然音を 流しっぱなしにしています)
  • 今流行りのお笑いのネタが分からない(みんなから教えてもらってYouTubeで後から知るようにしています)
  • 知らない人が起用されている街なかのポスターや看板が増えていく(旬の芸能人が分からないからです)

じゃあまた、テレビ生活に戻りたいかというと、もう思いませんでした。

メリットの方が、遥かに大きいことを知ってしまったからです。

一言でいえば、日々の暮らしが豊かになったように感じています。

テレビを見ない生活で、「今すでにある幸せ」を感じる

「日常の解像度」が上がって、今まで見えていなかったものが、見えてきたのです。

たとえば、

  • 身近にあった、自然の美しさ
  • 何気ない些細な会話も、大事にしていくこと
  • 本をじっくり読んだときの、奥深さ
  • 音楽が与えてくれる、喜び
  • 五感で感じる、おいしさ

など、「今すでにある幸せ」を感じるようになりました。

それらを、自分から能動的に味わいにいく生活スタイルになったのです。

情報がどんどんと勝手に入ってくると、大量の情報に振り回されます。

ですので、どうしても見たい映画やアニメ、ドラマがある時は、HuluやNetflixやAmazonプライムで、“あらかじめ見るものを決めてから” 見るようにしています。

今の時代だからこそ、情報は “ 自分の意志で、選んで、インプットしていく ” ことを大切に感じています。