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「お金」も「時間」も、 “ 限り ” がある。命の時間を払ってでもしたいことに使う

「お金」も「時間」も、どちらにも共通していることがあります。

それは、どちらも “ 限りがある ” ということ。

一番やってはいけないこと

限りがあるものに対して、一番やってはいけないのは、「無計画」に使うことです。

お金は、何かに使えば、何かが買えなくなります。

時間も、何かに使えば、何かをする時間がなくなります。

問題は、「何かが買えなくなっている」「何かをする時間がなくなっている」という感覚が分かりづらいこと。

「買えなくなってしまったもの」、「する時間がなくなってしまったこと」こそが、本当は「大事なモノ」であり「大事なコト」です。

なぜなら、「どうでもいいモノ」や「どうでもいいコト」には、「買えなくなった!」や「する時間がなくなった!」なんて、そもそも思わないからです。

時間を使うとは、「命の時間を払う」ということ

『人生で使える時間 = 命が使える時間』です。

「これがあなたの人生で使える総時間ですよ」と、使える量が決まっています。

つまり、なにか行動をする度に、命の時間を払って、総時間を減らしていることになります。

モノを買うときに、財布からお金を出して払うように、その出来事を買うために、命の総時間から「その時間分」を切り取って、払うような感覚です。

もし、「テレビやネットを見てダラダラ過ごす」としたら、 “ その出来事にあてた時間 ” は、その出来事を買うために “ 命の時間を払った ” ということになります。

「時間を無駄に使う」ということは、まったく行かなくなったフィットネスジムの定額料をずっと払い続けているようなもの。

“ 無限 ” に使えるならいいですが、「限りのある大切なもの」に対して、絶対に阻止すべきことは、「無意識に使うこと」です。

だからこそ、「自分への問いかけ」が大事。

今している行動は、命の時間を払ってでも、したい行動?」と、自分に質問してみます。

「いや。そこまでして、したい行動ではないな・・・」という認識ができたものは、“ しない ” を選択できるようになります。

そうすることで、自分にとって価値があるものに対して、「お金」も「時間」も、“ それ相応の分量 ” を十分に払っていくことができます。

自分にとって価値があると感じるものが、人生を満足させてくれます。

「限りがあるもの」に対して必要なこと

それは、「配分」です。

  1. 優先順位を決めて、
  2. 大事なことから使っていく

お金なら、毎月の支出金額を、カテゴリーごとに把握するのは必須です。

動かせない固定費を差し引いて、残りを大事なことから割り当てていきます。

時間も、同じ。

動かせない固定時間は、睡眠・食事・仕事・入浴など。

残りを、大事なことから割り当てていきます。

「お金」も「時間」も、限りがあるからこそ、優先順位が大切です。

それにはまず、“ 自分にとって大事なことは何か? ” を、いつも分かっておく必要があります。

でないと、どうでもいいことばかりに、「お金」や「命の時間」をあててしまって、大事なことはどんどん後回しになっていくからです。

私にとって大事なことは、

  • おいしいものを、五感で思う存分に味わうこと
  • 大切な人たちの話に真摯に耳を傾けて、楽しい会話をしながら、一緒に過ごすこと
  • 自然の恵みの喜びを、全身で感じること
  • 寝る前に本を読むときの、心の静けさ

です。

そのために、

お金を、ちゃんと大事なことに使えているか

命の時間を、ちゃんと大事なことに使えているか

は、人生を後悔しないためにも、しあわせでいるためにも、大切な質問だなと感じています。