365日毎日体重を測ることのすごい効果
ダイエットというと「痩せる」に意識が向きがちですが、「体重をコントロールする」に意識を向ける方が、うまくいきます。
なぜなら、痩せることに執着すると、「食べたいのに我慢しなければいけない」という感覚が強くなるからです。
すると、我慢のストレスで、余計に食べたくなってしまいます。
一方、体重をコントロールすることに意識を向けると、体重の変動要因を冷静に分析する方向へ意識が向くのです。
「体重をコントロールする」に意識を向けるために必要なことは、あたりまえですが、自分の体重をまず知ることが不可欠。
私が考えている “ 自分の体重を知る ” というのは、ただ体重を測るとうよりは、体重の変動を感覚で認識するというイメージです。
体重の変動感覚は、毎日同じタイミングで体重計に乗り続けることで、だんだんと身についてきます。
まず、365日毎日自分の体重を見ていると、脳が勝手に変動理由を分析するようになります。
分析を毎日続けていると、だんだんと共通点が見つかってきます。
例えば、生理中は体重が増えるって聞くけれど本当にそうだなぁ、と毎月実感しています。
逆に、生理中に一時的に体重が増えていてもびっくりしなくなりました。
またある時は、便秘だと体重がどんどん増えていって、お通じが良い翌日は体重も気持ちよく減ってるなぁ、とか。
このように分析していると、体重は毎日上がったり下がったりを繰り返しているんだから、体重が増えたとしても大丈夫なんだなぁと体で実感できます。
そして、改善すべき点も、見えてきます。
生理以外の日であれば、いつもの変動幅は0.5キロくらいなのに、今日は一晩で1キロ増えてるけど、、、なぜ?
あ!たしか、昨日、こってりラーメンを食べたな・・・と、昨日食べたものをすぐに思い出して原因分析します。
また別の日、また一日で1キロ増えてる、、、なぜ?
あ!たしか、昨日は焼きそばを食べたな・・・、そういえば、この前も麺類を食べた次の日は一気に体重が増えたな・・・。
そして、気づきます。
「麺類を食べた翌日は、体重が一気に増えるんだな、なるほど」と。
すると、麺類によって翌日一気に体重が増えることを体の感覚で分かっているので、体重が大台に乗って危険信号を発している時は、麺類は怖くて選ばなくなり、食べるものをコントロールできるのようになりました。
この方法を実践する前は、「麺類は体重が増えやすい」という話はよく耳にしていましたが、頭で分かっていても、体が分かっていないので、本能に逆らえず食べるものをコントロールできない状態でした。
本能とは、頭ではなく、体なのかもしれません。
熱いやかんをさわったら手を引っ込めて二度とさわらないのと同じで、「体で分かる」と無意識にできるようになります。
365日毎日、朝に体重を測る理由
体重を測るタイミングは、毎日同じにしておかないと、要因分析がしにくいです。
では、体重を測るベストタイミングっていつでしょうか?
それは、何と言っても「朝起きてトイレに行ったあと」です!
このタイミングで体重を測ることが、私にとっては毎朝のちょっとした楽しみになっています。
寝る前に測ってもいいのですが、1日が終わるタイミングで測るということは、あとは寝るだけなので、体重のコントロールに対して “ なすすべなし ” のような、どうにもできない感覚になるからです。
また、寝る前に結果を突き付けられるということは、いい結果ならいいのですが、思い通りではない結果の場合、いい夢が見られるとは思えません。
欲しいのは、自己コントロール感。
そのためには、やっぱり朝!!
朝に体重を測れば、たとえどんな結果であっても、今から始まる一日の中で、食べる物をコントロールしていくことができるのです。
これから挽回していける希望がそこにあります。
明日食べるものをあらかじめ決めておく
明日食べたいものをあらかじめ決めておくことで、他のメニューに意識が向きづらくなります。
また、食べたいものを決めるという習慣を始めてからは、食べること自体が目的になってしまうのではなく、「その味を知りたい!その味を楽しみたい!」という目的に変わったのです。
食べるものを決めてない頃は、次々と目に映る美味しそうなものが食べたくなったり、目的が食べることになっているので大量に食べていました。
しかし、「食べたい感情を満たす」のではなく、「その味を知りたい感情を満たす」「その味を思い出して楽しみたい感情を満たす」に意識の矛先を変えてからは、衝動で決めることがなくなり、しっかり考えて選べるようになりました。
味そのものの喜びに意識が向くので、噛む回数も増えます。
なぜなら、その味をなるべく長く楽しみたいからです。
モグモグとずっと噛んでいるため、満腹中枢が刺激され、少量でも満足できるようになりました。
この方法を習慣にしてからは、おやつ選びも、食べたいものを決めてから行くようになり、余計な出費も減りました。
目的のものがあれば買うし、ないなら買わないという自己コントロールをできるようになっていったのです。
未来の後悔を思い出す

あるとき、どうしても夜寝る前にドーナツを食べたくなった時がありました。
その時は、この習慣を使っています。
それは、“ 未来の後悔を思い出す ” です。
どうすればいいのかというと、翌日の朝の胃の感覚を想像するのです。
まだ油を完全に消化しきれていないような、ずっしり重い胃の感覚。
以前に胃もたれの苦しさで後悔したことを体感で思い出すことで、明日の朝にこの感覚になるのかと思うと、だんだんと今からドーナツを食べることがイヤになり、後悔をしない方の行動を選べるようになりました。
ダイエットは実験と考える。とにかく試す!
「痩せる」を目標にすると、食べたい欲求にストレスを感じ、疲れます。
そこで、「体重をコントロールする実験をしている」と考えるのです。
実験を繰り返すうちに、「理想の体重になっていく=結果的に痩せている」が理想です。
幸せも、同じなのでしょうか。
「幸せになりたかったら、幸せになろうとしてはいけない、結果的にそうなっているもの」と聞いたことがあります。
株式トレードで言えば、「利益を追い求めてはいけない、利益は結果的に積み上がっているもの」とよく言われています。
すべてに通ずるものなのかもしれません。
毎日365日体重を測る習慣を取り入れて、6年になります。
もちろん、日々の変動はありますが、上げ下げしながら希望の体重をキープできています。
ダイエットの方法は、千差万別であり、どの方法が合うかは人それぞれです。
この方法はうまくいったけど、この方法は自分には合わないなと、いろんな方法を試しながら、自分にとっての最適解を探すこと自体がおもしろくなれば、ダイエット自体が楽しくなります。
ダイエットに限らず、何ごともそうですが、やっぱりトライアンドエラーが大事。
とにかく試す!試して、試して、試しまくる!
そうやって実験自体に夢中になっているうちに、気づけば理想の未来が訪れているものなのかもしれません。