起こることすべてに意味がある

人間は、ネガティブな感情に同調しやすいようにできています。

何かイヤなことがあるときに、脳はそれを察知して、ネガティブな感情を湧かせて、そちらに意識を向けさせようとします。

それは、原始時代のように、いつ猛獣に襲われるか分からない状況で生き抜くためには必要だった防衛本能です。

ですので、「イヤだな」という感情は、とても自然な反応です。

しかし、反応によって湧く感情は、今までの経験と知識に照らし合わせた「意味付け」によるもの。

今までの記憶を判断基準にしたモノの見方なので、人それぞれであり、主観的な反応にすぎません。

物事には必ず二面性があり、良い面と悪い面を 併せ持っています。

その人にとって良いと思っていたことも、基準の位置をずらしてみると、他の人の立場から見れば良くないことかもしれません。

それは、人間どうしに限りません。

何の立場からの判断基準なのかを考えると、違った見方になります。

<人間の立場なのか>

  • 自分
  • 相手
  • 第三者

<生きとし生けるものの立場なのか>

  • 昆虫や微生物
  • 動物たち

<大自然の立場なのか>

  • 地球
  • 宇宙
  • 他の惑星

など。

基準の位置は、どの立場で見るかによって動くので、絶対的な判断基準というものは存在しません。

それなのに、私たちは各自それぞれが、それぞれの判断基準を持っています。

ですので、この判断基準の違いによって、争いを生むこともあります。

争いとは、喧嘩や戦争だけではありません。

自分の中でも、心の争いを引き起こすことがあります。

自分の判断基準が負の影響を及ぼして、それに合わない価値観を許さないことで葛藤がうまれます。

だからこそ、「判断をしない」ことも、時には必要です。

『 判断をする = 必ず何かの基準をもとにしている 』

ということであり、それは、主観的な基準でしかないからです。

ただ、事実として、見る。

そして、教訓やメッセージがあるのではないかという見方をしてみます。

「この出来事には、何か大切なメッセージがある」という意識をもつと、脳はそれを探し始めます。

なぜなら、脳はつじつまを合わせようとするからです。

ストーリーをつくって、その出来事に意味をもたせてくれます。

メッセージが「ある」と思うことで、脳は何かしらのメッセージを探し出して、「ある」という状態へ、つじつま合わせをしてくれるのです。

そこから、教訓を見出してくれます。

人生で起きるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起きるんです。つまり偶然起きるのではなくて、起こるべくして必然的に起こるんです。

『鏡の法則』野口嘉則/著

それが、人生という偉大な先生の沈黙のメッセージです。

たとえば、逆境を乗り越えたあと、あの出来事のおかげで今の私があると思えるようなとき。

まさに、見方が変わったからです。

起こることすべてに意味があると思うことで、それまで見えなかったものが見えてきます。

I believe that everything happens for a reason. People change so that you can learn to let go, things go wrong so that you appreciate them when they’re right, you believe lies so you eventually learn to trust no one but yourself, and sometimes good things fall apart so better things can fall together.

私は、すべてのことは理由があって起こると信じています。人が変化するのは、忘れることを学ぶため。物事がうまくいかないのは、うまくいっている時に感謝するため。嘘を信じるのは、結局のところ、自分以外に誰も信じられないということを学ぶため。そして時に、いい事が砕け散ることもあるでしょう。もっといい事がみんなひとつになって訪れるために。

Marilyn Monroe マリリン・モンロー
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