ひと仕事を終えたあとの午後、お天気のいい日は気分転換に散歩に出かけます。
外へ出て空を見上げると、広がるスカイブルーと 白い雲とのコントラストの美しさに、あっという間に 気分はリフレッシュします。
小春日和の昼下がりに、穏やかな日差しの ほのかな温かさを 体で感じながら、この気持ちのいい空を見るのが大好きです。
この時期ならではの瞬間です。
私はこのとき、自然からの贈り物だなと感じます。
自然からの贈り物は、“ 見ようとすると ” 様々なものが見えてきます。
空の色、雲の形は、日によっても、時間帯によっても違います。
今この瞬間であっても、じっくり見てみると、青は青でも、空の下の方は薄い水色に見えて、空の真上は濃い青色のように見えたりと、空にはグラデーションがあります。
このような微かな色の変化も、見ようとするまでは、それを ” 認識しないので ” 見えていませんでした。
いつもの青空だと思って見るときは、” じっくり見ようとしないから ” です。
他にも、
- こっちを見つめている小鳥の愛くるしさ
- 公園のベンチに、オレンジ色の朝の光が差す セピア色の風景
- 真昼間の日光の下で、色がはっきりくっきり見える木々の輪郭や花びら
- 青々とした芝生の真ん中に立つ木の存在
私が見ても見なくても、それまでもずっとそこにあったものです。
そして、見ようとしなければ素通りしてしまうもです。
私は、いつも思います。
自然からの贈り物は、もうすでに準備はできていて、あとは私たちの ” 見ようとする行動 ” 、それを ” 受け取ろうとする気持ち ” を待ってくれているんだと。