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なぜ「自分の頭で考えない」のか。受け身姿勢からの脱却

部下が言われたことしかしない、自分で調べずにすぐ質問する、自分で考えて動かない ・・・

などの「指示待ち体質」から脱却できる本です。

このページでは、「自分の頭で考えて動けるようになる秘訣」を教えてくれる本をご紹介します。

『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』

もし、部下が自分で考えて動かないのは、ビジョンがないからです。

会社のビジョンと、管理職としての自分のビジョンを共有し、部下にも自身のビジョンを思い描いてもらうのです。

個人のビジョンが仕事のビジョンとリンクすることで、自身に沸き起こる原動力としてなお一層強力に働きます。

ビジョンがあると、そのビジョンを達成するための方法を脳は勝手に探し始めます。

すると、指示をされる前に今すべきことが自然と見えてきて、体も自分から動くようになります。

その姿勢がよく描かれていたのが 『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!田村潤/著』 です。

著者が配属された高知支店が全国最下位だった原因は、部下がキリンビールというブランドと本社の施策に依存して、自分の頭で考えない風土が出来上がっていたことでした。

そこからV字回復していく逆転劇をぜひご覧ください。

『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』

アスリートもコーチから言われたことだけをするのではなく、自分から動く主体性を大事にしています。

強制ではなく、自分の意志と判断で、自分の内部から湧き上がる原動力によって動くのが主体性。

その主体性を磨くための秘訣が「ノート」です。

なぜノートに文字を書くことで主体性が向上するのか。

文字を書くということは、頭の中の漠然としたイメージを言語化するので、自然と自分で考える癖がつくのです。

そして、「書こうとする行為」によって思考の整理ができるので、自分の課題が見えてきます。

さらに、ノートに書こうとする行為によって、その課題を解決するための道筋も自ら考えるので、当然に自分の考えを軸とした行動が伴ってきます。

子供から大人まで、自分で考えて動けるようになるために必要な主体性の磨き方のヒントが『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス 島沢優子/著』にあります。