『ゆっくり話す』ほうが、優しく上品に聞こえる

ゆっくり話すことで「呼吸がゆっくり」になり、心が落ち着くので自律神経のバランスも整います。

さらに、ゆっくりのテンポであれば、優しく聞こえるし上品な印象にもなるのです。

例えば、激しいリズムで魂を鼓舞するような曲でも、ゆっくりしたテンポのバラード調にアレンジされた状態で聞くと、同じメロディーなのにガラッと曲の印象が変わります。

あれほどテンションの高かった曲が、「ゆっくり」のテンポになるだけで、ジャズバーで流れていそうな優しい大人の雰囲気になるのです。

それほど、テンポは印象を左右します。

話し方も同じです。

たしかに、早口で話す人の方が頭の回転が速くて賢そうに思えます。

しかし、場合によっては、聞く側は圧倒されて疲れてしまうかもしれません。

一方、ゆっくりしたスピードであれば、丁寧で優しく聞こえるので相手もリラックスして聞くことができます。

同じ話の内容でも、ゆっくりと丁寧に言葉を発すると、自分の呼吸はゆっくりとなり、交感神経も鎮まります。

そして、その自分の落ち着きが相手に伝わり、相手もどんどん落ち着いていくのです。

そんな会話に、お互いが心地よさを感じることができます。

もちろん、飲み会などではポンポンと言葉をリズムよく交わし合うことが楽しいときもあります。

ただ、日常生活においては、慌ただしくせかせかとした日々を送るよりも、ゆっくり話すことを基本として、ゆったりとした日々を丁寧に暮らしていきたいと感じています。

また、ゆっくり話すということは、頭の中で言いたいことを整理する余裕ができるので、ポイントのみを簡潔に伝えることができて、相手にも伝わりやすくなります。

なおかつ、余計な一言や失言も防げるので、説得力も信頼感も上がります。

そして何よりも、感情的にならないですみます。

喧嘩になっているときや、議論がヒートアップしているときは、たいてい早口で相手を捲し立ててしまっています。

その点、「ゆっくり話す」ことを意識することで、呼吸も自律神経も整うので、周りを冷静に見ることができるのです。

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