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動物も植物も今『存在』できているのは、たまたま『環境に適応』できているからにすぎない

星や銀河も、138億年という果てしない時間の中で、お互いにバランスがとれるまで、ぶつかり合ったり、それぞれの重力の影響を受け合って、現在の位置関係を保っているにすぎない。

ですので、何かの作用でバランスが崩れたら、またバランスがとれるまで、ぶつかり合ったり、それぞれの重力の影響を受け合いながら、淘汰が繰り返される。

次にバランスがとれる時には、それまでとは、まったく異なる宇宙空間になっているかもしれない。

私たちは、今の地球しか知らない。

なぜなら、今の地球の、この環境だからこそ、適応できて生き残れているから。

46億年という途方もない時間の中で、高温でドロドロだった地球の表面が何度も蒸発しながら海の状態となって安定し、その海から生命が誕生し、大気に酸素が増えたことでオゾン層ができ、陸上の環境で適応できる動植物たちも誕生して、様々な種の進化と絶滅を繰り返しながら今に至る。

とは言っても、今のこの絶妙なバランスを目指して時を経てきたのではない。

気候変動や食物連鎖によって淘汰が繰り返された結果、今の環境に適応できる動植物だけが互いに支え合う関係の中で存在できており、今この瞬間そのバランスがとれているだけ。

なので、何かの作用でバランスが崩れたら、またバランスがとれるまで淘汰が繰り返されて、環境に適応できるものだけが、生き残る。

次にバランスがとれる時には、それまでとは、まったく異なる生態系になっているかもしれない。

今私たちが存在できているのは、この環境下であるからたまたま生きていられるにすぎない

地球史や宇宙史から見れば、ほんの一瞬

「変化する環境」に対して「変化を起こさせない」ように抗うことも大事。

バランスのとれた持続可能なサイクルとなっていない限り、必ずそのバランスを調整するような大きな働きが常に起きている

また、抗えない環境の変化には、ついていくことも大事。

「環境の変化の方が間違っている」と文句を言っているだけでは滅ぶしかなくなる。

環境の変化にいち早く気づき、ついていく方法を模索し、対応して適応していくものだけが、生き残る。

というよりも、自然の摂理でそういうバランスになっていく。

世界は、地球は、宇宙は、その繰り返し。