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毎日がつまらない時は「無意識の行動」が多く、自己コントロール感がないから。すべての行動に「意味」をもたせると毎日が濃くなる。

無意識の行動は、本能による行動です。

本能に従うだけの行動は、衝動で動くことになり、「こうありたい」という理性的な思いとは裏腹の行動となりやすいです。

例えば、

  • 部屋を片づけても無意識にモノを仮置きするのですぐに散らかってしまう
  • 掃除をしたいのにテレビを見てしまう
  • ダイエット中なのにお菓子を食べてしまう
  • 勉強したいのにゲームをしてしまう
  • 早起きしたいのに二度寝してしまう
  • せっかくの休日をダラダラと過ごしてしまう
  • 無自覚に靴を脱ぐので玄関が靴だらけ
  • 綺麗な字を書きたいのに無意識だと雑に書いてしまう

望んでいない行動が多い毎日だと、楽しいはずがありません。

また、同じ環境にいて同じ生活スタイルである限り、同じ刺激を受け続けるので、本能は同じ動作を繰り返します。

その結果、毎日が同じようなことの繰り返しに思えて、さらにつまらなく感じていってしまうのです。

そして、そんな生活の延長線上にある将来に対しても、漠然とした不安を感じやすくなります。

無意識の行動によって毎日がつまらなくなり、さらに不安に結びついてしまうのは、自己コントロール感を感じられないからです。

それもそのはずです。

自分がしている行動に自覚がないので、周囲の刺激に対してただ反応して動かされてしまっているだけだからです。

では、自己コントロール感のある毎日にするにはどうすればいいのでしょうか?

それは、これらの「無目的にしている行動を減らしていくのです。

つまり、自分の行動に「目的をもたせる」ということです。

無意識にしていた行動の一つ一つに、きちんと「意味をもたせる」のです。

例えば、郵便物や雑誌などモノを無意識にポンと置くと、あっという間に部屋は散乱します。

そこで、モノを置くという動作をする前に、一呼吸おいて、そこに置く「理由」を考えてから置くようにします。

靴を脱ぐ時も、無意識だと玄関は靴だらけになります。

脱ぐという動作をする前に、一呼吸おいて、玄関をスッキリさせておきたいから揃えるか仕舞うということに意識が向けてから丁寧に脱ぐようにすると、所作も美しくなり玄関も望み通りにスッキリしています。

自分の「すべての行動に対して理由を説明できるくらいに所作を意識していく」ことで、本能に従っていた無意識の行動にストップをかけられます。

無自覚だった行動の一つ一つに向き合うようになるので、衝動に流されにくくなります。

すべての行動に意味をもたせるので、自分の発言、服装、動作は雑になりません

すると、所作の一つ一つは当然に丁寧になっていきます

さらに、目的をもった行動をすることによって、自分の意思で主体的に動いているので、自己コントロール感も感じられます

そんな行動が積み重なった毎日は、内容が濃くなっていきます。

そんな毎日が積み重なった人生も、自分の力で望む方へ向かっていっていると感じられるようになります。