誰かと一緒にいる時は、
「ああ、美味しい。このパフェの生クリームは、甘すぎないし、ほのかにミルク感があっていくらでも食べられるね!」とか、
「ああ、涼しい。木陰に入ると、ひんやりした風が心地いいね!」など、
相手に向かって言っているのと同時に、もちろん自分も聞いているので、自分にも言っているのと同じ。
その言葉を聞いた私の潜在意識は、
(あ、私は今、喜んでいるんだ!)
(あ、私は今、癒されているんだ!)
と、『感じた味覚』や『肌感覚』と、「美味しい」や「心地いい」という言語化された表現を結びつけるので、“ 嬉しい記憶 ” が強化されます。
それは、たとえ一人でいるときの “ 心の声 ” であっても同じ。
「ああ、気持ちいい。湯舟にゆっくり浸かった瞬間の、血液が全身にじわっと流れる感覚がたまらない!」
「ああ、かわいい。芝生の中に、ぽつんと小さな黄色い花が咲いてる!」
「ああ、清々しい。昨日までの雨続きとは打って変わって、今日は一面の青空!」
と、心の声で発することで、自分の潜在意識はしっかりそれを聞いています。
(あ、私は今、リラックスしているんだ!)
(あ、私は今、愛おしいんでいるんだ!)
(あ、私は今、スッキリしているんだ!)
と、『体感覚』や『感情』や『解放感』と、「気持ちいい」や「かわいい」や「清々しい」という言語化された表現を結びつけるので、“ 喜びの記憶 ” が強化されます。
このように、日常の感動体験に対して、心の声を使って強化することで、しあわせをより感じやすくなります。
さらに、セルフヒーリングとして、心の声に感謝をプラスします。
たとえば、
- 部屋中をバターのいい匂いいっぱいにしながらアップルパイを焼きあげてくれたオーブンに対して、「おいしそうに焼いてくれてありがとう!」と心の声で言いながら、扉を開ける
- 夜寝る前に布団の中で、部屋全体に向かって「いつも安心できる空間をありがとう、みんなの夢がいい夢になりますように!」と、心の声で祈りながら眠りにつく
モノや空間に、感謝を心の声で発することで、実際にありがたさを感じることができます。
“ ありがたさ ” に意識が向くというイメージです。
すると、なぜか心がほっこりして、口元が緩んで自然と笑顔になるのです。
本当に不思議です。
セルフヒーリングには、
- 音楽を聴く
- 瞑想をする
- 好きな香りをたく
- 湯船にゆっくり浸かる
- 森林浴をする
- マッサージをする
- ヨガをする
- 深呼吸をする
- 散歩をする
など、他にも方法はたくさんありますが、心の声を使ったセルフヒーリングはいつでもどこでも簡単にできて効果的です。
気づけば、私は毎日続けています。