広々とした芝生と、その中に立っている木。
きれいな緑色。
わたし、それを今「美しい」と感じてる・・・。
“ あっ。この瞬間が、いいんだ。”
そして、ふと思いました。
「それでいいのかもしれない。」
人間は、つい難しく考えてしまう習性があります。
せっかくシンプルで簡単なことも、わざわざ複雑にしてしまい、訳が分からなくなっていきます。
- 何か目標をもたなきゃ・・・
- 生きる意味って何・・・
- 後悔のないように・・・
たしかに、どれも大切。
私も、日々取り組んでいる課題です。
でも、それらの土台となる、もっともっと大切なこと。
それが、
“ 今この瞬間、〇〇を美しいと感じてる ”
生きているという実感は、ものすごく単純なことに答えがあるのかもしれない、そんな気がしました。
可愛らしい絵を見て、美しい音を聞いて、いい匂いを嗅いで、ふわふわを触って、おいしさを味わって、そして感じる。
「あっ、これいい!これ好き!」
この、感じた瞬間そのものが、生きているという実感。
- 今、何色に、見とれてる?
- 今、何の音に、うっとりしてる?
- 今、何の味に、感動してる?
- 今、何を触って、癒されてる?
そう考えると、生きている実感は、いたってシンプル。
「これなら、私にもできる!」と、心がフッと軽くなりました。
難しく考えすぎて、心が疲れたときは、基本に立ち返ります。
今見ている、空の「水色」が美しい。
そんな簡単なことで、いいのかもしれない。
単純なことを複雑にするのは普通のこと。複雑なものを単純に、ものすごく単純にする、それがクリエイティビティである
Charles Mingus(チャールズ・ミンガス) ジャズ・ベーシスト、作曲家
まさに、シンプル イズ ベスト。