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誰かに「幸せにしてもらう」ではなく、自分で自分を「幸せにしていく」

“ 幸せを感じる「行動」「言葉」「思考パターン」” というものが、あります。

これらを自分で選択していくことによって、誰かに「幸せにしてもらう」のではなく、自分で「幸せになっていく」ことができます。

Step1 しあわせ習慣を身につける

「幸せを感じるかどうか」は、“ 幸せな気分になる「脳内物質」が出たかどうか ” です。

幸せの脳内物質とは、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンです。

これらは、「3大幸福物質」と呼ばれています。

  • 「セロトニン」は、ゆったりと穏やかな落ち着いた幸福感
  • 「オキシトシン」は、愛に包まれる幸福感
  • 「ドーパミン」は、わくわくドキドキするような幸福感

さらに、これらの3大幸福物質 は、自分のコントロールによって、分泌させることができます。

つまり、 3大幸福物質が出るような「行動」、「言葉」、「思考パターン」を、“ 自分の意思で選択していく ” ということです。

例えば、

セロトニン(安心ホルモン

  • 咀嚼そしゃくや散歩などの「リズム運動」
  • 自律神経を整える「瞑想」
  • 日光浴で太陽の光を浴びる
  • 腸内環境を整える
  • 波の音、川のせせらぎ、小鳥のさえずりなど「自然の音」を聞く

オキシトシン(愛情ホルモン

  • 人とのスキンシップ
  • 大切な人との食事や会話
  • ペットとの触れ合い
  • 感謝の気持ちを伝える
  • 誰かの幸せを祈る
  • マッサージをうける
  • 寄付やボランティア、席を譲るなど見返りを求めない「思いやりの心」

ドーパミン(快感ホルモン

  • 小さな目標をクリアして「達成感」を味わう
  • 好きな映画を見るなど「ご褒美」を用意する
  • 笑顔の表情をつくる
  • ワクワクする音楽を聞く
  • 新しい趣味に挑戦する
  • おいしいものを食べる

などです。

どれも、ほんの小さな習慣を取り入れるだけです。

私たちは、自分で「自分の脳内物質」をコントロールすることによって、幸せ気分になることができるのです。

もちろん、危険察知による反応など、生命維持に必要なストレスホルモンの分泌も、体のバランスをとるために大切な作用です。

ただ、ストレスホルモンによって、怒りや不安を感じた時に、「今湧いているこの感情は本能的なものだな」と、自分を客観的に観察した上で、感情を元に戻すための理性的な行動をして中和していくことは、自分の意思で選べます。

スープの味が濃すぎたら、水を入れてバランスを調整するように、負の感情に偏っていることに気づいたら、 3大幸福物質が分泌するような行動を自分で「意図的に」選んでいく。

そうすることで、気分はリフレッシュして、感情のバランスを真ん中の「ちょうどいい」穏やかな気分に戻すことができます。

穏やかな感情に戻す「作業」を、 “ するか、しないか ” の「選択の自由」があるのです。

避けたいのは、必要以上に注意を引くためのネガティブなニュースや、愚痴や不満などの、誰かの意思によって「自分の脳内物質」 をコントロールされることです。

自分の主体的な「選択」によって、「自分の脳内物質」をコントロールしなければ、「誰かの意思」、「本能」に流されたままになってしまいます。

Step2 使う言葉に気をつける

特に、“ どんな言葉を「使う」か ” は、思考にも行動にも大きな影響を与えるので、気をつけるべき「一番大事な選択」となります。

そのことを、心理カウンセラー・ラッキーさんのYouTube動画で教わりました。

同じ出来事に対して、「ポジティブな言葉を使った場合」と、「ネガティブな言葉を使った場合」が比較されています。

まったく同じ出来事なのに、「使う言葉が違うだけで、感じる気分がこんなにも違ってくるんだ!」ということが、驚くほど実感できます。

「ポジティブな言葉を選んでいく」という、小さな習慣が積もり積もって、「一日」の幸せ度を上げてくれて、ひいては「人生そのもの」の幸せ度が上がっていくことが納得できます。

Step3 死ぬ前に後悔しないために

人生の最期に幸せを感じるかどうかは、「自分が納得できる人生だったかどうか」、「後悔がないかどうか」です。

後悔は、“ 本当はできるのにしなかった ” ことから起こります。

本当は、できたのに・・・。

この “ 本当はできたのに! ” は、「自分にはその力があることを知っている」のに、それをせずに今に至ってしまったことによる後悔です。

「 本当はできたのに、しなかったことによる後悔 」というのは、当たりくじを持っていたのに、換金し忘れたようなものです。

高額当選している当たりくじを、うっかり換金し忘れたことを想像してみると・・・。

幸い、私たちには “ 人生の最期に後悔しないための大切な「選択」をしていける「時間」 ” が、あります。

人生の最後で「後悔」しないために、今日できることは、自分の「これからの選択」です。

人間は、毎日毎日「昨日と同じことを “9割 ” 繰り返す」といわれています。

ですので、気をつけなければならないのは、「日々の無意識の行動」、「発する言葉」、「思考パターン」です。

必要なのは、これらに “ ほんのちょっと ” 意識を向けるだけです。

  • 自分が納得した「行動」かどうか
  • 自分にも聞かせてあげたい「言葉」かどうか
  • この逆境を良い方に「解釈」するにはどう考えればいいか

など、何気ない小さな「選択」のすべてが、「昨日までの習慣の影響」を受けています。

小さな一歩を踏み出し続けることが大きな一歩となる

たとえ、「こんなことして意味があるのかな?」と思うような小さな習慣であっても、あとになってみると、とんでもない大きな結果となっていることがあります。

あとからしか分かりません。

植物の成長のように、毎日の変化は実感できないけれど、確実に成長しています。

小さな習慣を、毎日「継続」することによって、「明日に何かしらの影響を与える」ものが「今日の中身」に組み込まれていって、確実に毎日が変わっていっています。

それを、あとからしか分からないのです。

「変化を実感しづらい」という人間には知覚できないところにある、この凄い力。

継続の力は、偉大です。

雪だるまを転がし続けると、まわりに雪がついて、どんどん大きくなっていくように、「継続の先」にあるのが「複利という大きな結果」です。

できるだけくっつきやすい雪を見つけて、その雪をできるだけ長く坂を転がすことだ

ウォーレン・バフェット

アインシュタインは、

“ 複利は、「人類最大の発明」「宇宙最強の力」

と、言っています。

その複利を利かせる土台となるのが、「継続」です。

幸せにつながるための「行動」、「言葉」、「思考パターン」を、その都度その都度、自分が選んでいくという「継続」が、「複利の効果」を生み、「大きな結果」となって現れます。

しあわせは、脳内物質がつくりだす「気分」です。

満ち足りた心は永遠の祝宴である

そして、自分の気分は、相手にも伝染します。

それが、良い気分でも、ムシャクシャした気分でもです。

どうせなら、「いい気分」を伝染していきたいです。

それには、まず自分が「幸せな気分になるための行動、使う言葉、思考パターン」を「選択」していくという「小さな習慣」が、第一歩だなと感じています。