奥山の 見る人のなきところでも
咲くべきは いつも咲く
嗅ぎ手が あろうがあるまいが
匂うときは いつでも匂い
褒め手があっても 自慢せず
謗られても 腹立てず
盛んになっても 昂らず
衰えても 悪びれず
よその花が 見事に咲いても
羨みもせず 妬みもせず
劣れる花をも 侮らず
あつめ草
こんな素敵な詩が、ラジオ(『河村通夫の大自然まるかじりライフ』番組内)から流れてきました。
純粋かつ健気で、それでいて凛として。
そんな、奥山の花。
心がざわざわするときや、気持ちが沈んだときは、この詩を暗唱します。
すると、静寂な湖面のように気持ちは落ち着き 心を原点に戻してくれます。