理想の自分と出会えるということは、今の自分が望む未来と「同じ方向」を向いているということです。
もし、未来にありたい自分があったとしても、今の自分は過去ばかり見て、未来に目を向けていなかったら、いつまでたっても望んでいる未来の自分と出会えません。
なぜなら、車の運転に例えると、バックミラーばかりをずっと見て人生という道を運転しているようなもので、どこに向かっているのか分からないまま進んでしまっているからです。
ハンドルを握ってアクセルを踏んだら、見るべきはフロントガラスです。
「未来の自分」を頭に思い描いたら、道は合っているかを確認するために、前を見ておくことが大切です。
そうすれば、分かれ道に差し掛かっても、しっかりハンドルをきることができるので、行きたい方向へ着実に進んでいけます。
会いたい未来の自分は、どんな場所にいて、どんな心地ですか?
それは、例えばこんな場所かもしれません。
- 小鳥がさえずって朝を知らせてくれるような、花と木々に囲まれた芝生の庭
- 海が見えて、朝焼けや夕焼けを眺められる窓辺
- 自分の好きな絵画がすっきりと飾られている寝室
- お気に入りの音楽がいつも心地よく流れているリビング
その場所で、未来の自分が穏やかな心地で時間と空間を楽しみながらゆったりと椅子に座っているとします。
そして、その未来の自分に意識を合わせてみます。
すると、未来から今の自分を見ることになるので、『今のあなたがここに来るのを待っている感覚』になります。
そうすれば、自ずと今すべきことが見えてきます。
未来のあなたは、あなたに会えるのを楽しみに待っているのです。