満腹は内臓疲労の元!満腹中枢が働くまでの『20分間の食べ方』が大切

お腹いっぱいは、体が満足感を得ているのではなく、すでに胃は限界という食べ過ぎのシグナルです。

自分が消化できる量よりも多く食べ過ぎてしまうのは、おいしいものを食べることによって、脳でβ−エンドルフィンやドーパミンが分泌されて食欲が増幅しているからです。

体が栄養を欲しているのではなく、脳が快感を欲しているのです。

胃が満腹になるまで食べ過ぎるのは禁物です。

食事量は「少量が良い」と、昔からよくいわれています。

  • 腹八分目で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる、腹四分目で神にちかづく
  • 小食は長生きのしるし
  • 節制は最良の薬なり
  • 大食短命
  • Light suppers make long life.(軽めの夕食は長寿のもと)
  • Much meat, much disease. (食べものが多ければ、病気も多い)

食事量が少量でも満足できるようにするためには「よく噛む」ことです。

舌全体を使ってゆっくりとよく噛みくだいて、舌先で味を堪能しつつ、食べ物の形がなくなってから飲み込むようにしましょう。

ここでのポイントは、とにかく「ゆっくり」「噛む回数を増やす」です。

なぜなら、脳が感じる満腹と、胃が感じる満腹には、ズレがあるからです。

食事をすることによって、血糖値が上昇し、脳の視床下部にある満腹中枢にその信号が届くことで満腹感を得られます。

もっと食べたい、物足りないと感じていても、時間がたつとお腹いっぱいに思えてくることはありませんか?

満腹中枢が作用するのは、食べ始めてから約20分後だからです。

それなのに、その間に早く噛んで食べていると、テンポのいいリズムにのってどんどん胃に詰め込むことになってしまいます。

この食べ方では、体重は増えて、食費はかさみ、内臓疲労で病気にもなりやすくなります

逆に、胃が満腹になるまで食べなくても、脳が満腹だと判断してくれれば、少量でも満足感を得られます。

そのためには、「ゆっくり食べる」ことです。

ゆっくりとなるべく多く咀嚼することで、満腹中枢が刺激されるまでの20分を過ごすための時間稼ぎにもなります。

ゆっくり食べるコツは、「食べ物を口へ運ぶ前に色やにおいを楽しんだり、箸をずっと持ちっぱなしにせずに、いったん箸を置いてから舌でゆっくり味わいながら、とにかくよく噛んで食べる」です。

そうすることで、味を敏感に感じ取れるようになるので、濃い味付けに頼らずに食材本来の自然の味も楽しめるようになります。

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